何も信じられなくなった
何も信じられなくなったとか
何も愛せなくなったとか
そんなんじゃないんだけど
ホントに何にも不倫を示せなくて
幸せだっていらなくて。
自分はなんて駄目なんだ
なんて最低なんだ
なんて価値が無いんだって…
そういう自己嫌悪ばっかりが
頭の中をループした。
そんな時
いつも支えてくれたのが
親友のしぃちゃんだった。
一人で自分を責めたくなったら俺と今日馬鹿した事思い出せ。
お前が駄目な事、悪い事をしたら俺が怒ってやるからお前は自分を責めなくていい。
お前が自分を責める代わりに、お前を叱ってくれる人がいるんだから。
だから責めなくていい。
心が折れそうになった時
いじめの夢を見る時
しぃちゃんは、何度もぼくを励ましてくれた。
ぼくはこんな彼にいつか
恩返しをしたくて
こいつの為なら命をくれてやると密かに誓ったりした。
彼と馬鹿をし
学校をサボっては何処か不倫サイトに出かけ
一緒に楽器をやり
夜中にこっそり家を抜け出して公園で茶をすすりながら話をし
それからマンションの踊り場へ行き
二人で昇る朝日を眺めた。
多感な思春期に
ぼくらは恋人になる事無く
関係を深めていったのだ。
それから
しぃちゃんが死んだのは
そんな日々から何年か経った
一昨年の8月の事だった。
その時ほど、ぼくも不安定じゃなかったから彼の死を受け入れる事は出来たが
ぼくの心はぽっかりと穴が空いてしまった。
思い出すのは彼の事と
やっぱり昔のいじめの事ばかりだった。
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2012年1月25日 | コメント/トラックバック(0)|
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